こんにちは。
薬膳と聞くと「難しそう」というイメージもあるかもしれませんが
今回は簡単に生活に取り入れられる薬膳茶をご紹介していきたいと思います。
▶︎薬膳茶ってどんなお茶?
薬膳茶とは、さまざまな効能と美味しさをあわせ持つものとされています。
花や葉、果実、茎、根、などいろいろな部位を使い、
またその部位によっても味わいに違いがあります。
お茶を急須に入れ、お湯を注いで飲む方法や
ホーロー鍋や土瓶を使い、お茶を煮出してから飲む方法があります。
今回は私も大好きな菊花茶の効能ご紹介したいと思います。
▶︎菊花茶の効能
菊花茶は乾燥させた菊の花をお茶にしたものです。
日本では食用菊をおひたしにしたり
生の菊花をお刺身のつまとして彩りを添える目的として利用しますが
中国では2000年以上前から栽培されている代表的な生薬です。
微寒性(体を冷やす性質)があるので、体の異常な熱を冷まします。
春から秋の初めまでにかかるカゼによる発熱、くしゃみ、喉の痛みや乾きなどの
体表の熱を冷ます効能があります。
清熱解毒作用があるので、熱による吹き出物、皮膚の赤み・腫れの症状がある方にも
効果が期待できます。
また、目の不調を改善する効果が期待できます。
目のかすみ、充血、頭痛、めまいなどの症状に悩まされている方にはオススメです。
普段パソコンやスマートフォンで目を酷使されている方には
とても良い飲み物ではないでしょうか。
微寒性で体を冷やす作用があるので、冷え性の方や下痢気味の方は注意が必要です。
▶︎菊花茶の飲み方
急須やポットに菊花2〜3gを入れ、熱湯150ccを注ぎます。
1〜2分くらい置くと花は開き、綺麗なレモン色のお茶が完成^^
分量や蒸らし時間はお好みで調節してください。
1回分の菊花で、新しくお湯を注ぎ、4煎くらいまで美味しく飲めます。
花の香りと綺麗な色によってリラックス効果が期待できます。
ノンカフェインですので、夜間に飲むのも安心ですね。
菊花単体でも美味しいですが、お好みで眼精疲労に効くと言われている
クコの実ブレンドすると更に目にとっても良い薬膳茶の出来上がり。
赤い実がプラスされ、見た目にも可愛いお茶となります。
ぜひお試しください^^